組織内に起こしたい変化は?
不具合や不都合を末端の労働者に皺寄せても、結局は上手く行きません。システムを変更することが最も大切です。ジェットコースターからの転落事故を防ぐには、労働者の目視に頼ることなく、安全装置が働かねばジェットコースターがスタートしなければ良いのです。ドアノブが職場内汚染や院内感染の原因ならば、労働者への手洗いを励行するのではなく、自動ドアにすれば良いのです。
ヒューマンエラーは必ず生じます。人間工学的にヒューマンエラーは不可避と考えられています。ですから、ヒューマンエラーが生じても、事故が起こらない職場を作れば良いのです。
ヒューマンエラーが生じても事故が起こらない職場が出来れば、労働者の負担を減らすだけでなく労働者に安全と健康をもたらし、ひいては企業には利益をもたらします。
産臨介事務所のコンサルティングの理想は、従業員の健康が害された後での事後対応ではなく、そもそも従業員の健康が害されないための予防的対応です。
⇒どのように進めていくのか?