産業医のなりたち
新しい産業医の活用
それでは、どのようにすれば優秀な人材だけを企業に残すことができるのでしょうか。あるいは、それほど優秀ではない人材を企業に役立つ存在に変容させることができるのでしょうか。まさに産業医を活用するのです。
パレートの法則に依れば、全体の2割の従業員が全体の8割の利益を稼ぎ出しています。従業員を頭数で考えるのではなく、個々の従業員から最適なアウトプットを引き出せば、数少ない従業員が大きな利益を企業に導きます。つまり人件費を節約できます。
また、従業員への処遇の良い企業ほど従業員は勤務時間外でも仕事の事を考え、従業員への処遇の悪い企業ほど従業員は勤務時間内でも仕事以外の事を考えている、との報告もあります。ですから、従業員の処遇を悪くする人件費の節約は逆効果なのです。
能力の有る労働者に健康でやりがいを持って働いて貰うことが企業に利益を生み出すのです。
⇒労働法を守っておかないと大変なことになる