産業医のなりたち


労働法を守っておかないと大変なことになる

 電通事件では1億6800万円を企業側が支払うことで和解と成りました。十全総合病院事件では6600万円を企業側が支払うことで和解と成りました。それぞれたった一人の労働者からに対してです。もし何十人もの労働者から訴えられたら、企業はどうなるでしょうか。

 このような事態が生じてしまった後では、既に手遅れです。 企業に利益を生み出すはずの従業員と対立するのは得策ではありません。

 しかも、会社の社会的評価に影響が生じることがあり、不買運動などの切っ掛けになるかもしれません。

⇒労働法を守っていると良いこともある